戦術

「夏休み練習でワンランク上を目指せ!」テニスの試合で勝つには、相手からミスを誘うポイント奪取が不可欠

夏休みになると練習時間が一気に増える。

放課後、2,3時間、下手すりゃ1時間くらいだった練習が午前3時間、午後3時間なんて練習が週に5,6日続くこともあるだろうね。

暑さで身体も疲れやすいが、ここは一気に自分のテニスの実力を上げるチャンスである。

 

「夏休み練習でワンランク上を目指せ!」テニスの試合で勝つには、相手からミスを誘うポイント奪取が不可欠

 


 

でも長い長い夏休みの練習も、何も考えずコートに立つと効果はやっぱり薄いでしょ。

自分自身で何を目的にしないといけないか、きっちりと決めて夏休みを迎えたいもんだ。

その為にも、今一度「テニス」というスポーツをしっかりと考えておこうではないか。

 

まず言えることは、テニスとは相手との戦いである

その相手に勝たないといけないんだけど、勝つとはどういうことか答えられるようにしてもらいたいんだけど、分かる?

勝つとは、ポイントを取り続けて勝利するということ。

そのポイントの取り方をイメージしてもらいたい。

ポイントの取り方・・・と言うと、フォアハンドストロークで強打とかサービスエースだとか、ネットに出て鮮やかにボレー・・・なんてイメージが出て来るけど、実際はそんなポイントは僅かである。

じゃあそれ以外はどうやってポイント取るかって言うと、相手のミスなんだよね

だから、練習の時にも、ナイスショットでポイントを取る練習も必要だけど、それ以上にやっておかないといけないのは相手からミスをもぎ取るプレーの練習。

じゃあそれはどういうのだ?

 



 

単純に考えて、自分がミスしやすい状況を思い出してそれをやればいいんだよ

例えば、相手がイラッとするくらい走り回ってボールを拾いまくって返し続けるプレーだとか、スライスで相手バックに集める事とか、ゆっくりのショットだけど、きっちり相手をコートの端から端へ動かすことが出来るだとか。

そういったミスをもらえるプレーをメインにしながら、間にエースでポイント取れるナイスショットを挟んでプレー出来るようにしたいもんだ。

となると、夏休みの炎天下の中大変だけど、黙々と走り続けて拾いまくるテニスや、相手が根を上げるくらい動かし続けることや、スライスで繋ぎ続ける・・・などの長いラリー練習は必須ってことだな。

さぁ、この夏にしっかり成長出来るように頑張ろうぜ。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  2. ラジオ番組、始めました!
  3. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  4. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  5. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…

関連記事

  1. 戦術

    人はコントロールの良さで、自信を得て強くなる

    テニスに自信が生まれる、強くなっているという実感がある時。それ…

  2. テニス メンタル

    戦術

    試合で自分が不利になったときに、本気で頑張れる人は少ない

    だからこそ、なんです。チャンスは実は、試合の終盤にある。…

  3. テニス 試合

    戦術

    態勢を崩されても返球出来るテニス選手は、何が違うのか?

    試合の中で、必死でボールを返そうとする。これは当たり前・・・の…

  4. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合では、「風上からのテニス」の方が難しい場合が多い

    テニスの試合、風は厄介な存在・・・ですよね。でも、風上ならOK…

  5. テニス 目

    戦術

    テニスの試合では、前傾姿勢よりも胸を張って視野を広げていこう

    テニスの試合って、基本の構えはどんな感じでしょうか?リターンの…

  6. テニス サーブ

    戦術

    自分が認識しているテニスと、周りから見られているテニスは違う

    ふと昨日、テレビを観ていた中で感じたこと。自分のプロフィール写…

特集記事

  1. ロブ

    ロブを追いかけながら、結論は早く出す!
  2. テニス ダブルス

    リターン

    優れたダブルスプレイヤーは、同じリターンを3回連続では打たない
  3. テニス リターン

    リターン

    ダブルスの試合は、前に踏み込んでリターンするから最高のポーチ予防になる!
  4. テニス 戦術

    シングルス

    シングルスの試合でミスが早い人は、オープンコートを意識し過ぎかも
  5. テニス シングルス

    戦術

    相手に自滅を促す戦い方は、究極の体力温存法
PAGE TOP