目次
ミックスダブルスの試合は、男子・女子のダブルスとは異なる。
大きな違いとしては、男性サーブ、女性リターンのときのシチュエーションでしょう。
似たテーマでも書いてきましたが、改めて法則の部分を確認しておきます。
アナタがサーブ、リターン、両方のときにしっかり意識しておきましょう。
ミックスダブルスでの法則、「男性サーブ、女性リターンのときは7割がロブ」という頭で対応しよう
■男性が優しくサーブを打ってくれるのは、3回戦まで
男性が優しく女性にサーブを打ってくるのは、せいぜい3回戦まで。
それより先は、厳しく攻撃される世界。
ミックスダブルスも、勝負の世界ですから当然です。
そうなると、女性には必ず「ロブ」という選択肢が必要になってきます。
リターンのポジションを下げても対応出来るし、相手前衛が女性ですから上が狙いやすい。
まずはアナタがサーブ側のときには7割、がロブで返球されるというイメージを持っておきましょう。
■ロブは女性に触らせる、くらいでOK!
アナタがリターンのときに意識したいのは、しっかりロブを女性に触らせたいということ。
無理やりロブで抜こうとしてアウトしてももったいないし、チェンジされて男性とのストロークの打ち合いになるのも厳しい。
であれば女性にしっかりロブを触らせて、スマッシュやハイボレーを打たせるようにしてみる。
もちろん、レベルが上がれば女性も上手い。
スマッシュで打ち込まれる可能性も高いですが、ここはあくまで確率優先。
男性側、クロス方向に無理なリターンで挑むよりは、ストレートロブという選択肢が自然です。
■残り3割はセカンドサーブからの攻撃に使いたい
ずっとストレートロブでも、それは相手も慣れてくる。
男性のセカンドサーブであれば、女性の方も前に入ってしっかりリターンから攻撃していきたい。
そのときには、クロス方向へのリターン、同じストレートでも前衛にぶつけるようなショットも混ぜていきましょう。
リターンはつい、ワンパターンになりがち。
しっかり自分の中でバリエーションを持たせるように意識しないと、ゲームはどんどん進んでいってしまいますよ。
ミックスダブルスにおける男性サーブは、キープが絶対。
だからこそ、何か工夫しながら女性のリターンの側で1ポイントでも2ポイントでも取りたい。
そしてブレイク出来ればそれは1ゲーム以上の価値があるし、ミックスダブルス勝敗のカギになる。
男性サーブをブレーク出来るミックスペアは、絶対に強い。
アナタ自身、まずはリターンをする側、される側で今回のテーマを考えてみて下さい。