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テニスの試合は、1セットマッチであればあっという間に終わる。
30分くらいで終わる試合もありますが、結構見ていると「あ、こっちの選手が諦めたな・・・」という試合が多い。
もったいない、と感じます。
だって1セットマッチなら、0-5になっても考え方次第で逆転出来る可能性だってある。
相手の心理を、逆手に取ることが大事です。
テニスの試合で、「もう駄目かも‥」と思うときは逆にチャンス!と認識して諦めないこと
■「もうダメだ・・・」と思うときは、相手は「もういける!」と思っている
客観的に試合を観ていると、両選手の考え方って結構見えてくる。
片方の選手、リードしている選手は早く試合を終わらせたい、もう片方の選手は何とか食らいつこうとしている。
ですが、3~4ゲーム差くらいが付くと、諦めムードが漂ってくる。
「もうダメか・・・」という思いは、きっと相手にも伝わっているのです。
そんなときに、相手は何を感じ始めるのか・・・は、簡単ですね。
「もう、この試合はいける!」と思っているはずなんです。
■「いける!」と思った相手は、実にまくりやすい
試合を挽回する、まくることが出来る要素としては、たった一つ。
相手が「いける!」と思って、気を緩めてくれること。
テニス以外のスポーツも、そうだと思います。
どんなにリードしても隙を見せない相手って、やっぱり逆転するのは難しい。
だからこそ、強い相手であり続けるんですが・・・。
■多少の演技、は必要だと思う
賛否両論あると思いますが、私は多少の演技は必要だと思います。
特にブレイクされたとき、なんかは「うわーやられた!」というリアクションを、あえて見せてみる。
そこで相手の反応を見てみる。
効かない相手もいるでしょうが、ちょっと油断させるくらいの「諦めたふり」は、やってみる価値があるかも知れません。
心理的な揺さぶり、も準備次第。
本当に落ち込んでいる時間は、ありません。
なぜなら試合に勝つ可能性は、まだ0では無いから・・・ですね。
本当に苦しい場面では、自分との闘い。
諦めるのが、楽ですからね。
でも、アナタが苦しい場面は相手も何か、「感情の変化」が生まれている可能性が高い。
その隙だけは、見逃さないように注意しておく。
大事な試合で、逆転劇を生むきっかけになるかも知れませんよ。