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オムニコートでの練習に慣れていると「ハードコートでの重いボール」に苦労することになります

目次

日本では、どうしても練習と試合の中心はオムニコート。

ですが重要な全国大会は有明や関西のうつぼなの、ハードコートでの試合が多い。

このギャップは普段から意識して埋めておかないと、試合で勝ち抜くことが難しくなります。

 

オムニコートでの練習に慣れていると「ハードコートでの重いボール」に苦労することになります

 


 

■オムニコートではどうしてもフラット系ストローク主体になってしまう

オムニコートではバウンドが弾まない、吸収されてしまうので、フラット系のストロークが有利になりがち。

世界では重いトップスピンが主流なのに、日本独特の文化が弱さを生んでしまいます。

サーブもハードコートではより強力に・・・。

アナタ自身、しっかりスピンで相手を押し込んでいく意識を常に持たないといけません。

フラット系のショットも時には必要ですが、安定感が劣ってしまうのは事実なのです。

 

■スライディング技術に頼り過ぎないこと

オムニコートやクレーコートでは、足を滑らせてボールに入るフットワークが使えます。

もちろん大事な技術ですが、ハードコートではより細かいフットワークが求められ、脚力も必要なってきます。

しっかりコートを蹴ることで、ハードコートではよりボールに力を伝えることもできる。

普段のオムニコートでの練習でも、地面から力をボールに伝えるような下半身の動き、働きは意識しましょう。

 

■打点を落として打つことに慣れていると、ハードコートでは押され続けて勝てない

オムニコートでは粘り強い選手が勝ち上がることもできる。

だからこそ打点を落とす、返球確率を高くすることで安定感を保っていますが、ハードコートではそういった対応が難しい。

少しでも待ってストロークしていると、バウンド後のボールに押されて打点も遅れてしまいます。

だからこそ、普段から打点を前、ライジングショットも打てるような意識を強く持っておく必要があります。

 

やはり、意識してハードコートでの練習機会を増やすことが一番大事。

外部の草トーナメントに出たり、少し遠い公営コートでも月に1回くらいは仲間と確保して練習しましょう。

こういった準備をしている、という自信は試合でも大きな助けになってくれるはずです。

大事な試合は、ハードコートであるもの。

底での勝利を常に意識して、日々準備しておくようにしましょう。

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