テニス メンタル

戦術

陽射しが強い屋外コート、での戦い方は?

目次

私は、昔すごく苦手でした。

もともと、目が悪く眩しいのが苦手。

サングラスをかけると視力的に辛いので、帽子でカバーしてましたが、眩しい屋外での試合では苦戦の連続。

でも、今では割と落ち着いて戦えるようになりました。

冬でも陽射しが強いコートでの試合、多いですよね。

眩しいのはお互い様、あとはどう考えるか、です。

 
 

眩しい側は、イーブンで進行OK

やりにくコートでは、無理しない

すごくシンプルなんですが、結論はこれです。

眩しいコート、陽射しの強いコートでは無理しない。

テニスではチェンジコートの制度がありますから、2ゲームごとに場所は移動出来る。

陽射しが強いコートでは、無理をしないでイーブン進行で充分。

これくらいの気持ちで試合に入れると、良いですよ。

影響を受けない側、で確実に取る

こういうイメージ、大事です。

プレーしやすい側のコートで、確実に取る。

陽射しの影響を受けやすい相手には、ロブも有効ですから使える武器が増える。

相手はイライラしてくるかもしれない、眩しい環境を利用して試合を進めていく。

影響を受けにくい、プレーしやすいコートの側で確実に2ゲームを取る意識、でプレーすることが大事です。

私なら、陽射しが強い側からスタートします

最初に、辛い側からスタートする。

1ゲーム目を落としても、気落ちしないようにする為、です。

トスで相手がサーブを取って、サングラスもしていないような相手なら、あえて陽射しが強い側で打たせること、もありますが。

基本はまず、自分が辛い側から入る方が私は好き、です。



陽射しが強いコートで、プレーするコツ

1.こまめに空を見る

太陽を見ると危ないですが、たまに空を見上げる。

視界に慣れる、ことが試合の中でも大事になります。

上を向いてスマッシュの素振りをしておく、眩しさになれておくことが大事。

何の準備もなくいきなり上を向いても、そりゃビックリしてミスになりますよ。

2.曇ること、もある

どんどん、天候は変化していく。

晴れていたのに、いきなり曇ったり、もしかしたら雨が降ることだってあるでしょう。

陽射しが強い屋外のコートでも、こういう変化は想定しておくこと。

サングラスを付けたり外したり、その判断も迷い無く自然と出来るように意識しておきましょう。

3.自分は「こういうのには強い」と思い込む

これ、大事です。

天候が厳しい、眩しい中での試合。

こういう試合は、自分のモノだと。

得意なんだ、相手の方が弱いんだ、と思い込むことは大事です。

そうすると、プレーにも自信が持てるし、相手がひるんでいると一気に仕留める勇気が湧いて来る。

根拠が無い?こうやって記事を読んでいる段階で、他の人よりは準備出来ている、じゃないですか。

   

スポーツの本質、です

今でこそ、インドアコートも多いですが…

スポーツの醍醐味であり、差が出る大きな要素じゃないですか。

自然の中で、テニスをする。

そこで打ち勝てるかどうか、準備出来ているかどうか。

眩しい中での試合は、誰だって影響を受けます。

その影響をいかに少なくし、相手にはダメージとして受けてもらうのか。

この考え方、をぜひみなさんも意識してみて下さい。

強い選手は、影響が小さい

実際に格上相手、強い選手は、このあたりよく知っています。

みなさんも、試合会場で経験ありませんか?

ちょっと風が吹く、太陽の陽射しが強い、小雨が降る・・・中で、先に乱れるのは格下の選手。

こういうのが得意だと感じられるようになることが、試合に慣れるということですから。

陽射しが強い、大歓迎。

自分のペースだと思えるように、暗示をかけていきましょう。

出来る準備は、やっておこう!

サングラスは必須、それも出来れば陽射しが強い時、弱い時で2種類あると良いですね。

明るさを自分で調整出来ると、試合でもアドバンテージになります。

もちろん日焼け止めや帽子、給水等の基本の準備も怠りなくいきましょう。

夏以外、冬や春にこそ、意識しないとダメ。

出来る準備は、出来る限り終えて試合のコートに入りましょう。



陽射しが強いコートでは、プレーに波が出やすいもの。

特に、練習をインドアコートでしているみなさんは、辛い戦いになるでしょう。

覚悟を決めて、メンタル面と装備面、両方でしっかり準備しておく。

負けた時の言い訳を、試合中に作らない為にも。

当たり前のようなところに、実は周りと差を作る要素って隠れています。

ピックアップ記事

  1. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  2. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  3. 40歳からポリストリングにする、という選択肢を
  4. Zatous(ザータス)の大容量バッグインバッグは、ラケットバッグと相性ピッタリ…
  5. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…

関連記事

  1. テニス ボール

    戦術

    試合はニューボール、だから気を付けたい5つのこと

    みなさんの練習は、ある程度使い込んだ練習球。でも試合では、ほと…

  2. テニス メンタル

    戦術

    対戦相手のストロングポイントを消す、簡単な方法

    対戦相手の武器に、押されてしまう。男性の試合だと、フォアが得意…

  3. テニス 打点

    戦術

    ボールを見て打つ、基本の中に「周辺視」を入れる癖を

    これが意識出来ると、テニスは大きく変わります。まず、ボールを見…

  4. 戦術

    不測の事態でもテニスの大会を勝ち進む、「試合会場での対応力」を身に付けよう

    テニスの大会、公式戦や草トーナメント、様々な大会に皆さん出場していると…

  5. 戦術

    相手の良いショットは、「続かない」

    試合の中で、私自身がいつも意識していること。特に、格上相手と…

  6. テニス 不安

    戦術

    結果オーライ、だから勝てないんです

    「色々考えてやるけど、上手くいけばそれで良いじゃないですか」と…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 計算

    テニススクール

    テニスを習っているけど、「アドバイスが多過ぎて混乱してしまう」という人は、どうす…
  2. サーブ

    今すぐサーブの威力をアップさせる、打点の意識について
  3. テニス ボレー

    フットワーク

    テニスの試合では、遅いボールほど細かいステップで合わせていこう
  4. テニス ボレー

    ボレー

    サイドスライスのボレーが打てるから、ネットプレーには安定感が出る
  5. テニス サーブ

    ダブルス

    ダブルスの前衛の選手は、「基本に忠実な動き」だけでは成長できない!自分で変化を付…
PAGE TOP