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戦術

午後のテニスの試合、は実は要注意な件

目次

テニスの試合が、行われる時間について。

みなさんは、どんな感覚を持ってますか?

朝が弱い、強い。

スロースターターだから、午後からの方が良い?

今回の話は、あくまで私の感覚と、審判として活動してきた中で感じたことをベースにしています。

ですので「違うかも」と思う方もいると思いますが、まずは考えるきっかけにして頂けると嬉しいです。

 

午後のテニスの試合、は実は要注意な件

1.実は、午前の方が頭が働く

みなさんも、仕事や勉強でこんな経験無いでしょうか?

午前の方が、頭の回転が速く、色々はかどる。

テニスでも、私は近いものがあるように思います。

頭の回転が速いのは、午前中。

だから、頭脳戦のような試合は実は午前中にたくさんあるケース、が多い。

試合時間が長い試合も、午前の方が多い・・・ような気がします。

朝一で身体が動かないと思いきや、結構頭はスッキリしてると感じることが多いと思うんです。

 

2.逆に午後は、どこか集中力に欠ける試合が多い

時間も経って、身体も温まっているはずなのに・・・なぜでしょう。

午後の試合って、淡泊な展開になることが多いように思います。

頭もなかなか働かない、どこか惰性で進むような試合展開、多いと思いませんか?

あっさりと0-6で負けてしまうような試合、をやってしまうのは午後に多い。

こう覚悟しておいて、損は無いと思いますよ。

 

3.午前には思い切りが、午後には粘りが必要

そこで、私からの提案はこれです。

午前の試合は頭もさえているし、お互いに神経戦、頭脳性になる。

だから、時には思い切った策が功を奏すようなケース、が多い。

考えすぎて、結果的に消極的なプレーが増えてしまうのは避けたいところですね。

逆に午後は、しっかりと粘るプレー、相手に考えさせるプレーが大事。

自滅してくれるようなテニス、を相手に促すにはピッタリです。

お昼を食べた後、とかは自分もそうなってしまわないように、要注意ですね。

 

4.自分の調子の法則、を見極めよう

ぜひ、みなさんも考えて欲しい。

自分が強い時間、弱い時間、何か特徴があるんじゃないかと考えてみる。

午後の方が強い!という方も、多いと思います。

そういう時に、勝っている試合はどんな相手が多いのか、何か変わったところは無かったのか。

こういう小さいノウハウを、感覚として溜めていくことがテニス選手として大事なんですよね。

何か、共通化出来ることがあるじゃないのか、と考えてみる。

人も生き物ですから、時間や色々なものに影響されながら生きている。

ましてや、繊細なテニスの試合、それに左右されると考える方が自然でしょう。

 

朝の試合って、入るまでがだるいんですけどね。

入ってしまうと、結構良いパフォーマンスが出るような気がします。

良い時は、更に良くする為に。

そして悪い時は、その影響を最小限にする為に。

何が出来るか、まずは自分を知ることが第一です。

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