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テニスの試合でも、8割の人は「トラブルが起きてから」しか対応を始めない

目次

一事が万事、ですね。

テニスも日常生活も、私はすごく近いと思っています。

テニスの試合の現場で起きている人は、きっと毎日、職場でもご家庭でも、近しいことが起きているように思います。

試合なんて、トラブルの連続。

だからこそ、起きてから火消しに走っても追い付かない。

そうは思いませんか?

 

テニスの試合でも、8割の人は「トラブルが起きてから」しか対応を始めない

 

1.トラブルを予測するイメージ力、があるかどうか

試合前なんて、普通暗くなりますよ。

「あれが起きたらどうしょう・・・」

「いや、こんなこともあるかも・・・」

と、私はすごく不安になる。

とても、楽しめるような状態では無い・・・感じです。

でも、周りに不安を悟られないようにはしていますけどね。

とにかく、イメージする力があるかどうか、だと思います。

試合で起きそうなトラブル、それを出来るだけ潰しておく。

痙攣しそうならドリンクやサプリ、暑さ対策にガットは切れそうかどうか?

そういう基本的なことから、作戦が効かなかったときや相手が思った以上のプレーをしてきたとき。

もう、そりゃ考えることでいっぱいです。

 

2.トラブルの芽、を感じる力を養おう

どんなに準備しても、絶対にトラブルは起きますし、それに慌ててはいけない。

最近私が起きたトラブルとしては、相手が「ソフトテニスっぽいリバースサーブなのに、速い!」というモノ。

いや、こういう選手本当にいない・・・んですよ。

少なくとも、私は今まで対戦したことが無かった。

慌てそうになりましたが、とりあえずリーバスサーブなので、こっちはスライスのグリップで高く返球、そこからネットプレーをさせていく、で何とか対処しました。

このトラブルの芽、練習の段階で感じることが大事です。

相手のサーブがリバース系、またはそれに近いと感じた時点で、作戦を準備しておく。

何気なく、ボーっと試合前のサービス練習をしていると、絶対に損ですよ。

損というか、危ない。

トラブルの芽、は早く感じとるに越したことはないのです。

 

3.トラブルが起きてからの対応は、3倍疲れるし時間が無い

「もっと早く気付けば・・・」

そんなこと、多いと思います。

テニスの試合で、試合の後半になって、「なんだ、相手は実は全然ボレー出来ないじゃん!」と気付く。

でもスコアは2-5でダウン・・・だったら、もう手遅れに近い。

これも一種の、トラブルでしょう。

相手の弱点が分からない、見破れない、というのも立派なトラブルです。

だからこそ、トラブルの芽は自分であぶり出す、ような意識が大事です。

待っていても、絶対に気付かないし強い相手は隠して来る。

この覚悟、アナタにはありますか?

 

4.自分のトラブル、弱点の芽はなるべく隠そう

試合終了まで、ばれない方が良いこと。

例えばどんなことがあるでしょうか?

私だと・・・まず、ストロークは弱い、そしてリターンも、「得意なコース」以外に打たれると厳しいです。

これをいかに、ばれないように試合の中で進めていくのか。

序盤に相手が探って来る、ときに70点くらいのショットで穴が無いことを示しておく。

理想かも知れませんが、これも立派なトラブル隠し、ですからね。

相手に知られないように、準備と工夫で応戦する。

その代わり、自分はしっかり相手の穴を探してトラブルを引き起こしていきましょうね。

 

テニスの試合なんて、実は「崩れた方」が負けなケースが多い。

調子の良い選手が、調子の良い選手を倒すなんて試合は少ないはずです。

そして、崩れていく人はいつも、トラブルが起きてから対応する後手の人ばかり。

アナタは、どうでしょう?

実はテニスコート以外でも・・・後手に回るケース、多いんじゃないですか?

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