テニス ラケット

Q&A

読者のみなさんよりアンケートで頂いたお悩みに、私なりにお答えさせて頂きます Vol.2

目次

前回に引き続き、アンケートにて頂いたご質問にお答えしていきます。

全ての方のご質問にお答え出来るか分かりませんが、出来る限り頑張っていきます!

読者のみなさんよりアンケートで頂いたお悩みに、私なりにお答えさせて頂きます Vol.2

 

Q1「攻撃的なテニスが好きなのに、試合が始まると守ってしまう・・・」

A 「守りながら攻める、という意識でプレッシャーをかけていきましょう」

私自身、守りのテニス、です基本は。

ですので、守るという意識は決して悪くないですし、まずはミスを少なくするのはテニスの試合の基本です。

守りだけで負けてしまうのは、その守りが相手にとって「プレッシャーになっていない」時ですね。

守りながらも攻撃していく、つまりは自分がミスをしない、ある程度自信があるボールで相手を動かすこと。

そして、3歩以上動かしたら前に出て仕留めること、を意識してみてはどうでしょうか?

攻撃的なテニスが好きという方は、どうしてもボールの速度だけに頼りがちです。

守りを主体として、相手を動かしながらネットプレーを混ぜる、ことはシングルスでもダブルスでも有効な戦術だと思いますよ。

 

Q2「片手バックハンドで、高い打点で強打したいが難しい」

A 「高い打点は、肩までと考えましょう」

片手バックハンドの泣き所、ですね。

あのフェデラー選手ですら、このポイントを攻撃されてスランプに陥った時期があるくらい、力が入りにくいポイントです。

個人的には、高い打点=自分の肩の高さまで、と意識しましょう。

肩の高さならしっかり攻撃出来る、でもそれ以上高くなると、今度は力が入らない。

自分の高さのポイントをつかんだら、次はテイクバックの位置を高い位置に準備しましょう。

しっかり脇を空けて、ラケットを高い位置に準備する。

片手バックハンドですから、グリップを握らない添えた手、が手動ですね。

ライジングショットでも打てるように、練習していきましょう!

 

Q3「ダブルスのアドサイドのリターンで、すぐに相手前衛に捕まってしまいます」

A 「フォアハンドの回り込み、しかないでしょう!」

右利きの方であれば、これしかないでしょう!

フォアハンドに、思い切ってリターンから回り込む。

ラリーになると回り込みが得意な人も、リターンだとおとなしい人が多いんですよね・・・。

回り込んだリターンの姿勢、構えを見せると、相手の前衛は「引っ張ってのストレートリターン」を警戒してくれる。

相手がサーブを打つ前、くらいの思い切ってしっかり動く、くらいで良いですよ。

そもそも、「回り込んでリターンしてくる相手」には、なかなか前衛も動けないですから。

アドバンテージサイド、右利き、の方はぜひ意識してみて下さい。

 

Q4「サークル内部でレベル差がありすぎて、男女間の仲が悪くなってきている・・・」

A 「練習コートを分けて、入れ替え戦制度を導入してみませんか?」

確かに、これはどこのカテゴリでも発生する問題だと思います。

部活でもサークルでも、社会人サークルでも・・・。

私からの提案は、まずざっくりとレベル別でコートを分ける、コートが少ないなら時間で分ける。

そして、最後のゲーム形式で、入れ替え戦を実施します。

つまり、レベル分けして練習はするけど、「なぜ自分がこのチームなのか」と「どうすれば上のチームへ上がれるのか」を明確にしてあげる感じです。

チーム内で上手く競争できる仕組みを作って、公明正大に運営していく。

「でもそれだと、試合に出ない、楽しくやりたいっていう人が文句言いそう・・・」と思う方もいると思います。

うーん、どうでしょう。

実は試合が楽しい!って、なるかも知れませんよ。

大事なのは、初心者の方の練習をしっかり、上級者の人が相手してあげること。

レベル分けして練習するけど、担当を持ち回りで分けて良いので、テニスを教え合う環境整備も大事です。

初心者の上達が早いサークル、を目指していけば、きっと良い雰囲気になると思います。

 

Q5「スライス、スライスサーブをスクールで1度教えてもらい、一人で家で練習してみてはいますが、なかなか実際に使えるレベルにならない」

A 「実際に使えるレベル、の設定自体が高いのかも知れません」

確かに、週1回のテニススクールでは、技術の習得には根気が要ります。

家でも練習されているのですごく熱心な方ですし、本当に頭が下がる想いです。

素振りだけでも非常に効果が有りますし、ぜひ続けて欲しいのですが、少し気になるのが「試合に使えるレベル」の設定。

とにかく、スライスのようなショットはどんどん使いましょう!

甘いドロップショット、ドロップボレー、スライスサーブ、良いじゃないですか。

そして試合で使った感覚を、出来るだけ詳細に記録しておくこと。

動画を撮って見直してみること、をオススメします。

出来れば、テニススクールでもスマートフォンをどこかに置いて、遠くからでも撮影出来ると良いですね。

何度も自分が打っている画、を見ることが、すごく良いトレーニングになるはず。

試合でどんどん使いつつ、練習も記録に残して繰り返す。

そうすることで、家での練習も有意義になると思いますよ。

 

あくまで私の個人、の意見で書かせて頂きました。

「全然、質問の意図が違うんだけど」という方も、いらっしゃると思います。

もし近しい悩みを抱えている方で、少しでも参考やヒントになる部分があれば嬉しいです・・・。

こうやって言葉にして悩みを外に出してみる、というのもテニスの成長には大事ですね。

また次回も、お楽しみに。

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…
  2. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  3. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  4. Note はじめました
  5. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート

関連記事

  1. テニス ダブルス

    Q&A

    Q&A「ダブルスでの陣形、並行陣とダブルス前衛って、何が違うの?」

    今回は、年末に頂いたご質問について、お答えしたいと思います。学…

  2. テニス サーブ

    Q&A

    Q&A「サーブに必要なトスアップの練習、何をやれば良いの・・・?」

    「とにかくトスが安定しなくて・・・」と、お悩みの皆さん。トスが…

  3. テニス 練習

    Q&A

    Q&A 「部活で人数が多過ぎてテニスコートが足りない。ランニング以外に、何ができますか?」

    今回は、東京都内の高校のテニス部の方からのご相談です。私自身も…

  4. Q&A

    Q&A「片手バックハンドのストロークが安定しません。良い方法はありますか?」

    今回は、大学生の男性の方からのご質問をご紹介します。片手バック…

  5. テニス リターン

    Q&A

    Q&A「周りに自分よりテニスが強い選手がいません・・・」

    今日は、大学のテニスサークルの方からのご質問について。同じよう…

  6. テニス 錦織圭

    Q&A

    Q&A「バックハンドストロークが、片手か両手か定まりません・・・」

    今回は男子高校生から、バックハンドストロークに関する質問です。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 準備

    ボレー

    テニスの試合の中で、「相手の当り損ないは仕方ない?」けど、打球音を聞けば判断早く…
  2. 戦術

    前に入りながら打つことでの、副産物とは?
  3. テニス ストローク

    スマッシュ

    「身体の開きを抑えれば見違える!」テニスのスマッシュを安定させるコツ
  4. テニス ミス

    リターン

    リターンをストレートに、打てない人が多過ぎる
  5. テニス 攻撃

    ダブルス

    浅いストロークこそ、実はポーチのチャンス
PAGE TOP