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テニスのシングルスの試合で「乗り越えなければいけない」5つの試練

目次

シングルスの試合、最近出てますか?

私も30歳を過ぎたころから、どうしてもダブルス中心の練習になり、自然とシングルスの試合から遠ざかってしまっています。

体力的に厳しい、孤独感が強い、結果が怖い・・・など、色々な不安要素がありますが、それらの試練を乗り越えた先に、シングルスならではの醍醐味もあります。

今回はそのシングルスで乗り越えなければいけない試練について、まとめてみました。

 

テニスのシングルスの試合で「乗り越えなければいけない」5つの試練

 


 

1.試合の全責任は「自分」にしかないという現実

ダブルスと異なり、シングルスではテニスの試合の全ての責任を自分で負います。

勝っても負けても、それはあなた自身のみの結果として周囲には認知されるのです。

天候、体調、相手の実力、そんな要素を周囲の人は理解してくれません。

全てを受け止める覚悟を決めて、試合に臨まなければならないのです。

2.常に試合の中で「状況の変化」に対応する

試合会場でのコート変更、対戦中の相手の様子を見つつ作戦を変更する、など。

大会期間中のテニスのマネジメントは、全てあなた一人で実施しなければいけません。

ダブルスや団体戦に慣れていると、どこか周囲に頼ってしまいがちになってはいませんか?

エントリーから当日のサインイン、試合に勝った時の報告まで全て自分で行う。

当たり前なことですが、意外とできない人多いのが現実です。

 

3.もしかすると、「相手の大応援団」が来た中で試合をする可能性もある

シングルスでも応援は人数制限がありません。

対戦相手が団体でエントリーしている選手であれば、相手の応援団が大挙して押し寄せることは十分に考えられます。

そんな中でも自分のテニスを貫くことができるかどうか。

きっと乗り越えた先には、強靭なメンタルが備わっていることでしょう。

 

4.自分の「武器と戦術」だけで試合戦う

シングルスでは、より自分を客観的に見つめて武器を確認しておかないといけません。

ダブルスではパートナーにカバーを任せて思い切った戦略を取ることもできますが、シングルスは守備も攻撃も自分一人。

どういう相手に、どう攻めていくかを決断していくのも一人。

テニスの試合は始まってしまえば、特に負けている試合は驚くほど進行が速く感じられます。

しっかりとした準備をして、試合に臨みましょう。

 

5.「自分のテニス」をさらけ出すことの覚悟が必要

シングルスで特に一番の試練となるのが、これだと私は考えています。

テニスは人間そのものが如実に現れるスポーツ。

勝っても負けても、そこには必ず「あなた自身」が映し出されます。

酷い試合を見せてしまうかも知れない。

絶対に負けたくない相手に負けそうになったときに、精神状態を保てるだろうか・・・。

そういった不安と、常に向き合って戦う必要があるのがシングルスです。

 

苦しいことばかりを列挙してきました。

これを覚悟のうえで出たシングルスの試合で勝ったときの喜びは、もちろん何事にも代えがたいものであることは、試合に出ている方ならご存知のはず。

どんな結果が出ても、それがあなた自身のテニスのステップに繋がることは間違いありません。

これから暑くなる夏、ぜひ一度シングルスの試合にトライしてみて下さい!

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