テニス 序盤

メンタル

身を以て知らなきゃ強くなれない、「負け」がテニスにはある

テニスの試合、負けて悔しいのは当たり前。

だからこそしっかり準備するし、練習も頑張るのですが・・・ここぞ、という試合で力を出す強さはどうやれば身に付くのか。

色々考えましたが、やっぱりそれって試合で「経験する」ことでしか身に付かないこともある。

アナタ自身、その経験は必ず必要なはずです。

 

身を以て知らなきゃ強くなれない、「負け」がテニスにはある

 

1.試合でどんなにリードしていても、怖いのがテニス

今、まさに高校生はインターハイシーズン。

サッカー競技の準決勝は、後半ロスタイムのワンプレーから追い付いたチームが勝利したり、各地で「逆転劇」は起きている。

もちろん、テニスでも同じようなことはよくあること。

周りを観て、「自分もこうならないように、しっかり勝ち切らないと・・・」と思いますよね。

でも、実際は自分で経験してみないと本当の怖さは分からない。

そしてその対応策、強さって身に付かない。

だからこそ、私たちは真剣勝負の試合に出る、ことを止めてはいけないんだと思います。

 

2.「試合」は最高の成長の場

私自身、5-0の40-15から負けた試合もあるし、そういう試合が団体戦2-2でかかった場面でも経験したことがあります。

そのときに感じた悔しさだったり、想いは、今のテニスにも活きている。

何より、自分を厳しく統制するようになりましたよね。

「あのときの想いを、また繰り返したいのか・・・」と。

だからこそ、少し強くなれた。

そのために、あの試合は絶対に必要なトレーニングだったし、経験しないといけない道、だったと思います。

皆さんに伝えたいことは、テニスというのは勝敗が付くスポーツであり、その結果から成長していくしかないということ。

上手さではない、それを越えた強さ、は試合でしか身に付かないでしょう。

 

3.「身を以て知る」ことは、テニス以外にも活かせる思考

テニスだけじゃない、身を以て知ることの大切さ。

これは、テニスから私自身教えてもらったことでもあります。

「まずは挑戦、何事もやってみる」からスタートする。

身を以てテニスで経験してきたことは、きっと今の仕事や私生活、にも活きているし挑戦の源になっている。

皆さん自身、テニスで成長して欲しい。

学生さん向けの話?

いやいや、大人の方やベテラン、シニアの方ほど、テニスから受ける影響を活かせるはずです。

「身を以て知ること」から逃げないこと。

それだけで、アナタのテニスの成長速度は急激にアップすると思います。

 

みんな、やっぱり自分で経験するのは怖い。

負けるのは怖いし、結果を突き付けられるのが自分を否定されているみたい、に感じることもあるでしょう。

それが、普通です。

でも皆さんは、そんな普通の人を倒して、テニスのトーナメント大会で勝ち抜いていきたいはず。

さぁ、また新しい挑戦を一緒に始めていきましょう。

身を以て、色々と経験する為に。

ピックアップ記事

  1. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  2. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  3. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…
  4. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  5. テニス関連の記事は note へ

関連記事

  1. メンタル

    良いボールを打って「当たり前」に

    試合で緊張した場面、みなさんも想像してみてください。自分のサ…

  2. テニス メンタル

    メンタル

    試合が終わっても、アナタのテニス選手としての仕事は終わってはいない

    私はすごく、感じることがあります。テニスの試合で、「あ、この人…

  3. テニス サーブ

    メンタル

    「テニスコートは楽しい場所?」現役選手なら、その考えは甘いかも知れません

    試合での厳しさ、を知っている選手なら分かる。いや、試合に出てい…

  4. メンタル

    「今日もスランプ、明日もスランプ」と口ずさむテニス選手は・・・?

    皆さんの周りでも、こんな人はいませんか?周りに「自分のテニスは…

  5. テニス ストローク

    メンタル

    「これが決まればリズムに乗れる!」という基本ショットは何ですか?

    試合の中で、頼れるショット。これは、無理やりにでも作っておきま…

  6. テニス フットワーク

    メンタル

    テニスの試合で余裕を持ってプレーする為には、「自分よりレベルが低い相手」とも、しっかり練習することが…

    強い相手、シード選手相手の試合だと、自分に余裕が無いと感じること、あり…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ミス

    練習メニュー

    素振りでテニスが上達する選手には、「ある共通点がある」ことはあまり知られていない…
  2. テニス ストローク

    ボレー

    沈められたボールを深くボレー、って、いつもアウトばかりじゃない?
  3. テニス 戦術

    ストローク

    両手バックハンドストローク、の人こそ片手のスライスも練習しよう
  4. テニス ストローク

    ストローク

    相手のボールが、浅い!と思ったら・・・どうしましょう?
  5. テニス ストローク

    フットワーク

    前に走ってボールを処理するときは、その後のポジションを考えよう
PAGE TOP