テニス ストローク

フットワーク

テニスの試合でスタミナが切れたときに、最初に止まるのは足ではなく思考

試合で疲れて、足が止まってしまう・・・。

練習でも同じようなこと、ありますよね。

でも、実際の試合では、下半身よりも先に止まってしまうモノがあります。

それは、アナタの思考そのものです。

 

テニスの試合でスタミナが切れたときに、最初に止まるのは足ではなく思考

 


 

1.「早く試合、終わらないかな・・・」と思ったら、そこまで

1セットマッチの試合でも、長い試合では2時間近くになることもある。

長いラリー、その上での失点。

追い詰められて、「もう結果はどっちでも良いや・・・早く終わってくれないかな・・・」と思ってしまう。

この甘い誘いに、乗ってはいけません。

でも・・・ほとんどの人が、誘惑に負けてしまう。

なぜなら、スタミナが切れて息苦しくなると、「思考」自体が停止してしまうからなんです。

 

2.「疲れた中で考えられる」には、トレーニングで鍛えるしかない

私が高校時代は、よく長い距離をランニングした後に試合をする練習がありました。

これがとにかく、しんどい。

相手も自分も疲れていますから、サーブだって打つのがやっと。

それに、ドロップショットを使う機会も増える・・・からこそ、考えるんですよね。

疲労困憊な状況で、頭を使うのってすごくパワーが要る。

だからこそ、試合の現場でこれが出来る選手は少ないんです。

ほとんどの人が、諦めて試合を終えていきますからね。

ぜひ、工夫してトレーニングしてみて下さい。

 

3.練習後のトレーニングを、ゲーム形式前にやってみる

まずは、小さい負荷からでも良いと思います。

練習後に実施しているトレーニングを、ゲーム形式の前に実践してみて下さい。

そして、元気なときのプレーと、何が変わってしまうのかを把握しておくことが大事です。

試合で知る、のではなく練習から知る。

キツイ練習だと思いますが、疲れた状態での試合形式は、試合に強い強豪校の練習ではよく見られる光景。

ぜひ、取り入れてみて下さい。

 

これから春は大会のシーズン。

苦しいときに踏ん張れる、その為には、疲れた自分の思考をコントロールする姿勢が大事。

自分がキツイときには、相手もキツイ。

思考を止めないトレーニング、意識してみて下さい。

ピックアップ記事

  1. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  2. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  3. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  4. プロテニス選手を目指したいなら、英語は必須!実用的なテキスト5つ
  5. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに

関連記事

  1. テニス ストローク

    フットワーク

    横に流れるランニングショット、打った後に反対側をカバー出来てますか?

    オムニコートで、ザザザザーーっと滑っていく選手。前にも横にも、…

  2. フットワーク

    前衛の縦の動きは、相手にバレにくい

    相手に気付かれないように、前衛で動いてポーチに出る。まずはみ…

  3. フットワーク

    ネットプレーに強い人は、これを意識している

    試合の中で、前でポイントが取れる。ボレー戦に強い、前衛が得意…

  4. テニス フットワーク

    フットワーク

    相手によって守備位置を変える、のはテニスにも必要なスポーツの基本

    今回のWBCの試合を観ていると、「守備のときのポジショニング」の重要性…

  5. テニス メンタル

    フットワーク

    ほんの0.1秒、0.1メートルが、テニスではポイント差になる

    テニスの守備、攻撃。何度か聞いたことのある話だと思いますが、こ…

特集記事

  1. テニス ソックス

    テニス知識

    テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  2. テニス 準備

    ストローク

    「超ディフェンシブ粘りストローク」は、メンタルだけでは無理!
  3. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合、「たまたま調子が悪い日」を無くす5つの方法
  4. テニス 準備

    練習メニュー

    練習の中で「ミスもたくさん練習している」という危機感が大事
  5. 日々の雑記

    大坂なおみ選手、全米オープン優勝の偉業に寄せて
PAGE TOP