テニス リターン

リターン

ポイントを50-50でスタートする、ことをリターンの合格点に

相手のサーブが強力で、なかなかリターンからの展開がイメージ出来ない。

そんな試合で、どう突破口を開いていくのか、課題にしている人は多いはず。

上のレベルになれば、サーブのレベル、ブレイクの難易度はグッと上がりますからね。

こんな発想で、どうでしょうか?

 

ポイントを50-50でスタートする、ことをリターンの合格点に

 


 

1.一番まずいのは、サービスエースにリターンエースで対抗しようとすること

よくあるのが、相手のサーブに力で対抗しようとすること。

男子中学生、高校生に多い「負けん気が空回り」する典型例です。

サーブ側に打つコースや球種、を選ぶ主導権があるのに、リターン側で無理しようとしても、そりゃ良いこと無いですよ。

しっかり冷静に、相手のサーブ力を認めて、自分がどうしたいのかを考える。

試合に勝てる人は、冷静に相手の実力を受け入れて策を練るのが得意なはずです。

 

2.50-50で充分合格!で楽になれるはず

相手のサーブが良いなら、ラリーに持ち込めれば全然OK。

それも、50-50、つまりどちらが優位か分からないくらいのリターンに出来れば、もう合格点与えて良いと思います。

自分で自分に、「よし、合格!」と思えば、その後の展開も前向きになれませんか?

シングルスでは、いつも一人。

自分で自分を励まして、強い相手に対抗していくしかないんです。

その合格ラインは、高過ぎても低過ぎてもダメ。

良いサーブに対抗するリターンなら、50-50、イーブンスタート、で充分でしょう!

 

3.良いサーブを攻略するには、フリーポイントを減らすこと

まず、リズムを良くしている相手を崩す。

その為には、サーブを打って終わり、リターンが相手コートに入らない、というポイントを減らすこと。

この意識で、しっかりサーバーに「ラリーをさせる」ことから実践しましょう。

最初は、ただ返球するだけで50-50、にならなくても良い。

30-70、40-60、という感じで、差を縮めていければ相手にもプレッシャーがかかるはず。

じっくりじっくり、崩していきましょう。

 

試合に勝てる選手は、自分の合格点の設定が上手い。

だから常に前向きで諦めない、冷静に試合を進められる。

この意識、ぜひ皆さんも持って試合に臨んでみて下さい。

特にリターン。

サーブが強力な相手に、折れそうな心を励ますのは、アナタ自身しかいないのですから。

ピックアップ記事

  1. 汗でグリップが滑りやすい人は、「Prince Grip Plus」がオススメ
  2. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  3. 11/4(月祝) 土居コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in鷹之台…
  4. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く
  5. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」

関連記事

  1. テニス 準備

    リターン

    サーブの調子が良い相手には、遠慮なくロブリターンを

    試合で勝ち上がっていくと、相手のサーブはどんどん強力になる。ブ…

  2. テニス リターン

    リターン

    ダブルスの試合は、前に踏み込んでリターンするから最高のポーチ予防になる!

    ダブルスの試合、いかにポーチに出るのが大事か・・・を、何度か書いてきま…

  3. テニス リターン

    リターン

    速い球を待って、遅い球をさばくのがテニスの基本の待ち方だと思う

    「速い球と遅い球、どっちに合わせていくのが良いんでしょうか?」…

  4. テニス フットワーク

    リターン

    「レシーブ上手になりたい」テニスの試合を勝ち抜いていく人の返球心理学を考える

    サーブレシーブから、テニスの試合はスタートする。最初のこの部分…

  5. テニス ボレー

    リターン

    フォアハンドリターンが安定しない人は、フォロースルーを極端に短くしてみよう

    リターンでミスが多いときって、以外とフォアハンドのミスが多い。…

  6. テニス メンタル

    リターン

    ボディへの速いサーブは、「脇を締めてラケット面を被せる」ことで返球出来る

    ボディへのサーブ、きっと最近増えています。こう感じるのは、男子…

特集記事

  1. テニス 環境

    その他

    試合前にやっておくとスタートダッシュが切れる!「試合用のウォーミングアップ」を見…
  2. テニス 準備

    リターン

    サーブの調子が良い相手には、遠慮なくロブリターンを
  3. ストローク

    シングルスの試合で基本となる、サーブからのバックハンド狙いの展開
  4. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの前衛は、ネットに詰めてアングルボレーが基本です
  5. テニス メンタル

    ダブルス

    ペアで実力差があるときは、逆に活かす道を
PAGE TOP