テニス 部活

練習メニュー

高校からテニスを始めても「上達して強くなる」為に、必要な意識4つ

たくさん頂くメッセージやアンケートの中で、こんなご相談も多くなってきました。

高校からテニスを始めたけど、勝ちたい、上手くなりたいんです・・・と。

私は、むしろテニスは高校から始めるくらいでもちょうど良い、と思っています。

意識次第で、絶対にテニスは強くなる。

始めた時期、なんて考え方次第では逆に遅いくらいの方が武器になりますよ。

 

高校からテニスを始めても「上達して強くなる」為に、必要な意識4つ

 


 

1.先入観が無い

確かに、小学生・中学生からテニスをやっていれば、技術的には上達しているかも知れない。

でも、長い期間テニスを続けていると、「まぁ、テニスってこういう感じか」という先入観も強くなる。

同じような対戦相手とずっと対戦して来れば、「アイツには勝てないな・・・」という意識が強くなる。

こういう弊害って、絶対にあると私は思います。

高校からテニスを始めた人は、過去が真っ新な分思い切ってテニスに集中出来るし、素直さがある。

 

2.他の競技の経験が活きる

もし中学まで別なスポーツ、競技をやっていたのであれば、きっとテニスにも活かせる。

対人競技なら駆け引き、陸上競技なら自分で記録を削り出すような自己管理、きっと得意なはずです。

テニスって、どこか技術的な部分以外は「本人任せ」になってしまいがち。

ぜひ、他競技の経験をテニスに活かして欲しいし、そうすればアナタらしい勝てるテニスが創り上げられるはずです。

文科系の部活だって良い。

テニスに活かせないものなんて、無いんです。

 

3.上達が感じられる

高校では、身体も大きくなってきて一番成長出来る時期。

精神的にも自立して、自分で勝負を楽しめる、性格的な要素も多くテニスに影響を与えるでしょう。

身体と精神が成熟して来ている時期、ですので、きっと上達も早いはず。

上達を感じることが出来ると、人はもっと頑張ろうと自然にテニスに対しても意欲が湧いてくる。

当たり前と思うかも知れませんが、上達を感じられるときって、幸せな瞬間です。

高校から始めることで自分で工夫も出来ますし、環境だってチャレンジして変えていけるでしょう。

そうすれば、自然に試合にも強い、主体性がある選手になれるはずです。

 

4.自分の頭で考えられる

高校から始めるテニス、であれば、自然に自分で考えるようになる。

試合に勝ちたいなら、経験豊富な相手に勝つために、必死で自分で考えますよね。

人に聞いたり、T-PRESSのようなサイトで調べたり、自分の足で試合を観に行ったり、スマートフォンで動画も観れる。

最近の小学生は、こんな選手もいるかも知れませんが・・・でも、高校生であれば自立した一個人として、選択して実行出来るはず。

自分で考えてテニスをするのって、楽しいですよ。

このサイトでは、「ヒント」しかお伝えしていません。

それを活かすも殺すも、アナタ次第です。

 

高校から始めたことを、「遅い」と思うのか「運が良かった」と思うのか。

テニスが上達出来るかどうかって、結構ココにかかっているように思います。

悲観的になり過ぎても、きっと良いことは無い。

高校からテニスを始めて全国大会、全日本選手権に出た選手、たくさん私は知っています。

アナタも大きな可能性を秘めていること、に気付いて下さい。

ピックアップ記事

  1. ミズノ社製のアイスマットを使えば、夏場の厳しい試合も乗り越えられるはず
  2. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  3. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  4. テニス関連の記事は note へ
  5. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」

関連記事

  1. テニス 練習

    練習メニュー

    練習すればするほど・・・テニスは下手になる!?

    テニスの練習、毎日の方もいれば、週1回、月1回という方も多いでしょう。…

  2. テニス サーブ

    練習メニュー

    サーブ&リターン、だけになりがちな単調な練習を脱却する、改良案3つ

    練習メニュー、後半の定番と言えばこの練習。サーブを打って、リタ…

  3. 練習メニュー

    いつものボレーボレーの練習を、格段に実戦向きにする方法

    ボレー同士で打ち合う、ボレーボレーの練習。みなさんも、練習のウ…

  4. テニス 部活

    練習メニュー

    テニスの技術で壁を感じる人は、「向いていない」と決めつけるのが早過ぎる

    テニスは難しい。ラケットを使ってボールを打つ、やっていない人か…

  5. テニス 練習

    練習メニュー

    練習での球出しが上手い選手は、間違いなくテニス自体も上手い4つの理由

    テニスの練習には、「球出し」が付き物。テニスコーチでなくとも、…

  6. テニス ボレー

    練習メニュー

    「速い攻撃」を習慣付ける試合形式の練習メニューとは?

    今年も始まりましたね、ウィンブルドン。この大会の特徴は、何と言…

特集記事

  1. ストローク

    ドロップショットが相手に効くのは、「その前のショットがしっかり深い」ときだけ
  2. テニス ストローク

    戦術

    ストロークのパワーアップは、後ろ足の膝を寄せる体重移動から
  3. ダブルス

    ダブルスの試合で「後衛の前にドロップショット」を打たれたら?
  4. サーブ

    テニスの試合、サーブで力が伝わらないと感じている人は、「トスを上げた腕を胸の前」…
  5. テニス 準備

    ボレー

    テニスの試合、「ネットに詰めれば詰める」ほど、上半身はリラックスしていこう
PAGE TOP